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人生は万華鏡

病気についてもう一度考えてみる

少し早めた循環器内科の受診。
今月末の予約から半月以上も早めたのは、
先月のムスメに起きた発作の報告と今後の相談のため。

予約枠がすでに一杯で、娘だけが変更できたのだけれど、
同じ病気もちの自分にも関わることだし、
何よりもきちんと薬を飲んでいたにもかかわらず発作が起きた・・・
ということが心配で、仕事を休んで一緒に説明を聞いた。



8年半ぶりに発作が起きたと主治医に言ったら、
「えっ!」と少し仰け反る様に身体を引きながら
文字通り絶句していた。

おそらく、服薬を開始してからムスメも私も全く発作が無かったので、
もうこれで大丈夫だと先生も思い込んでいたのだろう。
自分たちも、そう思っていたし、
これからもずっとそうだと信じていたかった。

病名がやっとわかった時は、
ICDを入れることをかなり勧められた。
私はともかく、
まだまだこれからの人生があるムスメには、
積極的な治療法として考えて欲しかった。
子どもを喪くすのは一度でたくさんだから。

だから、服薬だけではダメなんだとなったら、
今度こそICDを入れましょう!と強く言われると思っていた。

ところが、主治医はあまり乗り気ではない。
それは、この「カテコラミン誘発性多形成心室頻拍」には、
必ずしもICDは良い結果をもたらすとは限らない、
ということがわかったかららしい。
発作時のICDによる電気ショックが
更に心室細動を引き起こすケースが報告されたのだそうだ。
私たちには、意識消失・心肺停止状態でも、
むやみにAEDも使えないということなのか?

ということで、
ICDは排除、ではないけれど、
すぐにでも入れましょう!という選択肢ではなくなった。

今服用している薬は、不整脈に一番効果が高いと思われる薬なので、
これはそのまま継続していくことに。
そして、発作を誘発する緊張などを緩和するため、
安定剤を頓服薬として追加処方された。
まずはこれで様子を見ることになった。

病気についてもう一度考えてみる_a0269018_20204117.jpg

今回は30秒ほどで意識が戻り事無きを得たけれど、
そのまま心肺停止ということもある病気だ。
明日もある、とは限らないのが人生なんだよね。
命が続いているのは奇跡。
改めて肝に銘じた。







by hiyori111 | 2019-02-06 21:49 | ヤマイ
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人生って、まったく同じ1日ってないよね。似てる日はあるかもしれないけれど。まるで万華鏡みたいだなぁって。
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